の日記
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23:02
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こんばんは (º.-)☆ノ
文語詩「セレナーデ」とその周辺を洗っています:
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外山の夜―――同性へのセレナーデ(2)
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巨なるどろの根もとにて
水落しはねあがれるは
式古き水きねにこそ
きみしたひこゝにきたれば
草の毛や春の雲さび
月の面をかすめて過ぎつ
おぼろにも鈴の鳴れるは
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あゝきみもまたうまゐすらしを
廐肥の束七十ばかり
月しろに並べ干されぬ
あさ来なばきみまた負ひて
かの丘をのぼりゆかんを
をちこちに鈴のさまして
かすかにも啼く鳥あるは
保護色と云はゞ云ふべし
ひそやかにさくらさう咲き
羊歯の芽の萌えも出でなん
この丘のはざまのよなか
きねはまた月のかけらを
ぼそぼそに落してあがり
鈴の音やゝ明らけし『文語詩稿五十篇』〔月のほのほをかたむけて〕〔下書稿(一)手入れ①〕
前節での議論をくりかえしますと、馬の胸に下がった「鈴」の音を、「鳥」が“まね”して啼いているように聞こえるが、そうとは限らない。「馬の胸」に「鈴」がかけられているというのは、あくまで想像にすぎない。五感がとらえているのは、夜の森と、「おぼろ」に鳴る「鈴」の音だけだ。
「鈴」のような音は、馬ではなくて、森の奥で「かすかにも啼く鳥」の声ではないか。いや、「鳥」でもなく、「夜」そのものの不思議な声なのかもしれない‥
そして、このヴァージョンの
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は、語り手の《主体》が、森の奥で啼く「鳥」たちの立場に身を移しているように感じられます。
もとになった口語詩〔どろの木の下から〕(『春と修羅・第2集』#69)の最初のヴァージョンから、逐次形をたどって見ていきますと、「鈴の音」で示される詩想の中心が、曲がり家の中の「馬」から、次第に森の奥へ、「鳥」たちへと移って行くように思われます:
「 路 傍
四本のくらいからまつの梢に
かがやかに春の月がかかり
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しづかにそこをわたってゆく
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その影と……
さはしぎももうひっこんだのに
廐では鈴がかすかに鳴ってゐる
……この枯れ芝生なら
暗さややはらかさや
すっかり鳥のこころもちだ……
鈴がかすかにまたひびくのは
ねむってゐる馬の胸に吊るされ
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きっと馬は足を折って
蓐草の上にかんばしくねむってゐる
わたくしもまたねむりたい
……誰かが馬盗人とまちがへられて
腕にピストルを射込まれた……」
2行空けの段落は原文。1行空けの段落は引用者。
初稿である〔下書稿(一)〕には、「路傍」という題名がついており、ナイト・ハイクの途上の風景スケッチとして書かれています。初稿とはいっても、これはすでに《赤罫詩稿用紙》(黄罫詩稿用紙よりも古い時期に使われた用紙)への清書稿です。現場に携行した手帳かスケッチブックのメモをまとめたものなのでしょう。上の引用は、〔下書稿(一)〕の途中までです。
この初稿の形には、「水きね」は無く、「鈴THE H.W. DOG
「廐では鈴がかすかに鳴ってゐる」
しかし、「鳥」は、風景スケッチの“本文”ではなく、字下げと「……」の施された深層意識のレベル――あるいは、清書の際の追体験における追想のレベルに現れています。「鳥」はあくまでも、スケッチの背景に没しているのです。
つづきの部分を、〔下書稿(一)〕の最後まで引用します:
「どこかで鈴○ENVE エンヴィ SES 4.5 Tu CHRISKING シマノフリー 11s対応 チューブラー カーボンホイールセット 美品鳥がある
たとへばそれは青くおぼろな保護色だ
むかふの丘の陰影のなかでもないてゐる
それからいくつもの月夜の峯を越えた遠くでは
風のやうに峡流も鳴ってゐる」
ここでようやく、「鳥」が、字下げなしの表層にシフトしてきました。しかし、
「たとへばそれは青くおぼろな保護色だ
むかふの丘の陰影のなかでもないてゐる」
お宝・昔の電話機 古民家アンティーク古道具時代 お洒落 レトロ お宝 木製 ヴィンテージ「鳥」を客体として、客観的に描写する言い方です。語り手の《主体》は、「うまや」の中の「馬」のようすを想像しながら、「鳥」に対しては、風景の一部として眺める姿勢を維持しているといえます。
〔下書稿(二)〕に移ります。
「ひっそりとした丘のあひ
月のあかりのいまごろを
巨きなドロの木のしたで
いきなりはねあがるのは
原始の素朴な水きねである
ぼろぼろぼろぼろ青火を噴いて
きねはだんだん下りてくる
またはねあがる
きねといふより一つの舟だ
舟といふより一つのさじだ
さわしぎももう睡ったのに
そこらで鈴☆Britax ブリタックス ISOFIX対応ジュニアシート KIDFIX II XP USED品☆
そこには一軒鍵なりをした家があって
篠原傑 蛍香合 茶道具 蒔絵は睡った馬の胸に吊され
呼吸につれてふるえるのだ
〔…〕」
「水きね」が登場します。
同時に、「鈴」のとらえ方が変ります。
「そこらで鈴が鳴ってゐる」
つまり、「鈴」がどこから聞こえてくるのか、最初はわからなかったが、その音源をさぐって見まわしてゆくと、一軒の「鍵なりをした家」――曲がり家がある。“曲がり家”だということは、厩に馬がいるはずで、‥きっと、馬の首に鈴がついていて、寝息につれて動くのだろう―――と想像するわけです。「鈴」と「馬」の結びつきは弱まり、「馬」の存在は、語り手の想像の中へ下降していきます。
もっとも、「鳥」のほうも、ここではまだ背景にひそんだままです。この逐次形では、なんといっても、新たに《地》から浮き上がってきた「水きね」の動きと、そこに映える青い月光に、語り手の注意は集中しています:
「ぼろぼろぼろぼろ青火を噴いて
きねはだんだん下りてくる」
〔下書稿(二)手入れ〕↓は、この作品の口語詩稿の最終形です:
どろの木の下から
いきなり水をけたてゝ
月光のなかへはねあがったので
狐かと思ったら
例の原始の水きねだった
横に小さな小屋もある
粟か何かを搗くのだらう
水はたうたうと落ち
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きねはだんだん下りてゐる
水を落してまたはねあがる
きねといふより一つの舟だ
舟といふより一つのさじだ
ぼろぼろ青くまたやってゐる
どこかで鈴が鳴ってゐる
丘も峠もひっそりとして
そこらの草は
ねむさもやはらかさもすっかり鳥のこゝろもち
ひるなら羊歯のやはらかな芽や
桜草(プリムラ)も咲いてゐたらう
みちの左の栗の林で囲まれた
蒼鉛いろの影の中に
鍵なりをした巨きな家が一軒黒く建ってゐる
鈴は睡った馬の胸に吊され
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きっと馬は足を折って
蓐草の上にかんばしく睡ってゐる
わたくしもまたねむりたい
どこかで鈴とおんなじに啼く鳥がある
たとへばそれは青くおぼろな保護色だ
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それからいくつもの月夜の峯を越えた遠くでは
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ここでは、鈴に関しては:
「どこかで鈴が鳴ってゐる」
となって、〔下書稿(二)〕以上に「うまや」の「馬」との結びつきが希薄になります。「どこか」と言う語り手の視線は、「そこら」以上に、遠方までふくんだ森と谷あいの奥に伸びているのではないでしょうか。
また、「水きね」と「うまや」の位置関係も、「水きね」の小屋が近くにあり、そこからやや離れて「栗の林で囲まれた/蒼鉛いろの影の中に」“曲がり家”がある、近景・遠景の関係が明示されています。
「馬」は、遠景の「影の中」に隠れた一軒家の中にいるのであり、語り手によって想像されているのです。
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こうして、口語詩稿の逐次形を追って見てゆくと、最初前景に出ていた“曲がり家”と「馬」は、背景に退き、それと交替に、「鳥」が前面にシフトしてくることがわかります。「鈴の音」の主体は、「馬」から「鳥」へと移動しているのです。
文語詩化後の「セレナーデ」―――〔月のほのほをかたむけて〕〔下書稿(一)〕では、
「おぼろにも鈴の鳴れるは
その家の右袖にして
まどろめる馬の胸らし」
と、「鈴の音」が「馬」につけられた鈴だというのは、あくまでも語り手による想像にすぎないことが、明示されるようになります。その一方で、
「をちこちに鈴のさまして
かすかにも啼く鳥あるは
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と、これまでは風景の一部にすぎなかった鳥に対して、語り手の《主体》が移入し、あたかも鳥の立場を代弁するような表現がなされるようになるのです。口語詩形では:
「きっと馬は足を折って
蓐草の上にかんばしく睡ってゐる
わたくしもまたねむりたい」
と、“曲がり家”の中でやすらう「馬」に対して移入しようとする語り手の想いが述べられていました。しかし、文語詩化後は、語り手はむしろ、鳥たちの声に同化し、夜の森のしじまと一体のものとなり、“曲がり家”の中の「馬」と「きみ」に対して、その「うまゐ(甘睡)」を見まもり、「セレナーデ」を奏でつづける立場に徹してゆくのです。
【10】鈴のような「鳥」は、ミソサザイ?
宮沢賢治の詩や童話に登場する鳥に関しては、専門家のお話をうかがうことがたいへん有益であるわけですが、ここで、「セレナーデ」と、そのもとになった口語詩〔どろの木の下から〕に関して、うってつけの論文(講演記録)が、イーハトーブセンターの『第二集研究』に掲載されています。賢治は、岩石鉱物や植物にも劣らず、鳥の種類に関しても詳しかったようで、そういう賢治の作品を充分に鑑賞するためには、読者のほうの予備知識の水準を高めておく必要があります。
天澤退二郎氏の紹介によると:
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という杉浦嘉雄氏による講演です。
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「さはしぎももうひっこんだのに」
と。〔下書稿(二)〕に、
「さわしぎももう睡ったのに」
とあるのが、ヒントになります。つまり、問題の「鳥」―――「鈴とおんなじに啼く鳥」は、夜通し啼いていた「さわしぎ」が啼きやむのと交替に、啼きはじめたというのです。
「さわしぎ」は、杉浦氏によれば、標準名ヤマシギのことです。
「サワシギという不思議な鳥が『第二集』には数多く登場します。
〔…〕
賢治はそのシギが、怒ってぶうぶう飛んだりとか、ぶうぶう鳴らしているというふうに書いています。繁殖期にぶうぶう鳴くなとなると、そういうシギが実際にいるんですね。
それは、ヤマシギ(標準和名)というシギなんですが、『サワシギ』が登場する心象スケッチの季節と同じ5月頃にぶうぶう鳴き始めるんです。
しかも賢治は、夕方から明け方近くにかけて夜通し鳴いていると表現していますが、〔ギトン注――ヤマシギは〕実際に夕方と明け方前にピークはあるものの夕方からずっと夜通し鳴いています。〔…〕
ヤマシギはくちばしが長くて寸胴型の全身茶色の地味な鳥です。これが夕方になると、のっそりと起きてきて活動を始めます。関東地方では冬鳥なんですが、この東北地方では春に繁殖して初夏にはぶうぶうと鳴き始めるわけです。」『「春と修羅」第二集研究』,1998,宮沢賢治学会イーハトーヴセンター,p.115.
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「そのヤマシギがいなくなる明け方になると、別の鳥がでてきます。〔…〕おそらくミソサザイあたりだと思います。
〔…〕味噌色で極めて小さい(ささいな)鳥であることがこの名の由来です。〔…〕
こんなに小さな鳥にはアンバランスといいますか、〔…〕大きな〝トレモロの響き〟の声で歌い上げます。ピーピリピリチチチチチピピピチチチというような、とにかく言葉では真似できない速さでいっきに歌いあげます。
〔…〕
『春谷暁臥』〔『春と修羅・第2集』#336――ギトン注〕では『まさにゆふべとちがった鳥だ/鳥とは青い紐である』や『別のが居たぞ 鳥は青い紐である』とありますから、前に記述された夜じゅうブーブー鳴いたヤマシギが登場〔退場――ギトン注〕LOUIS VUITTON◆ポルトフォイユ・マイロックミー/牛革/CRM
結論から言えば、別の鳥とはミソサザイを示し、『青い紐である』というのはこの鳥の〝トレモロの響き〟の声を表現したものではないかと思っています。」『「春と修羅」第二集研究』,1998,宮沢賢治学会イーハトーヴセンター,pp.116,120-121.
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【音源】⇒漆職人の「漆乾燥板」2枚 漆器/垂發/民藝
〔どろの木の下から〕の「鈴とおんなじに啼く鳥」も、ミソサザイの“トレモロ”ではないか、という気がします。
これで、十分に納得した方もいらっしゃると思いますが、‥‥じつは、ギトンはまだ納得しておりませんw。
ヤマシギが鳴きやんでから囀りはじめたのがミソサザイだとすると、時刻はもう明け方近いことになります。ところが、〔どろの木の下から〕は、この夜のナイト・ハイクの詩の中で、いちばん最初に置かれています。時刻はまだ宵のくちと思われるのです。沢沿いに人家があるという場所のようすから考えても、まだそれほど、外山高原の上のほうまでは行っていないようです。とすると‥、この詩のスケッチとは、時間帯が合わないことになります。
それに、↑上のリンクでミソサザイの囀りを聴いてみても、‥‥夜中の峰々を渡ってゆく、あの馬車の鈴のような音とは、全然似てないです。
そういうわけで、まだまだ謎は多いのですが、すこし客観的な資料も参照しておきたいと思って、バード・ウォッチャーの講演をご紹介しました。
ばいみ~ ミ彡
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